中古パソコン転売は売れやすくて回転率が良いものですが、中には不具合のある商品、大きな傷がある商品でも売れています。
この記事では、私がこれまでどんな不具合のあるパソコンを売ってきたのか?について紹介していきます。こんなもの売れるの?というものまで売っていますので参考にしてみてください。
中古パソコンはどんな商品でも売れる
中古パソコン転売をこれまで実践してきて実感するのが、
- どんな商品でも売れること
- いざ撤退する時には短期間で売り切ることが可能
ということです。
2番目の撤退する前提というのもおかしな話ですが、実際そう思いますし、これはパソコン転売をする上ですごく大きなメリットなんですね。
こんな中古パソコンを売ってきました
早速ですが、私が過去販売してきた中古パソコンのうち、難のある商品にはこんなものがあったというのを紹介します。
- バッテリーが完全にヘタってた
- 天板が大きな傷だらけ
- パームレストが剥げていた
- OSが起動しない
- クリーンインストールが何度しても失敗する
- 液晶が割れていた
- ブルーレイが再生できない
- DVDが再生できない
- HDDあたりから異音がする
- 筐体横の通気孔が一部破損していた
- ヒンジ(液晶開閉部分)が割れていた
- トラックパッドが効かない
- 画面の色合いがおかしい(調整しても直らない)
- CPUが一昔前の遅いもの(Atom)だった
- メモリが2GBしかない
- シングルCPU(遅いCPU)
- HDDが不良だった
- キーボードが不良だった
- 液晶に圧痕があった
- プロダクトシールが剥がれていた
- USBポートが一部認識しない
- 電源スイッチが入りにくい
不具合のあったものや、Windows10を動かすには性能が低すぎるもの、大きな傷等があるもの等が含まれます。中には、これ売れるの?誰も買う人いないんじゃ?というものでも最終的には売り切っています。
何故不具合のあるのに売れるのか?というと、不具合があっても、それ以外の機能に問題なければ欲しいユーザはいくらでもいるからです。また部品取りの用途で使うユーザもいるでしょう。
中古として安く入手できるのであれば、許容できる不具合は気にならないユーザも多いからです。自分基準の考えで判断しない方がいいですね。
もちろんジャンク品として売る場合は安く売ることになるので、利益はマイナスになることもあります。それでも少なくとも5千円程度で売れますし、中にはジャンクであっても、それなりに大きな利益がでるケースもあります。
パソコンの不具合は修理するのか?
可能な修理はするが無理にはしない
不具合のある商品については、可能であれば修理、あるいはリカバリすることはあります。
修理するかどうか?についてはパソコン転売実践者にも様々なスタイルがあると思いますが、私は不器用ですし、基本的に無理してやらないです。
(以前に無理して直そうとして余計に壊したこともありました)
必ずやる修理やメンテナンスといえるのは、
- HDDの不具合 ⇒ 交換
- キーボードの不具合 ⇒ 交換
- DVDドライブの不具合 ⇒ 交換
ですね。
例えば、
- HDD不良のままジャンク品として売る
- HDD交換して正常品として売る
であれば、部品代を考慮しても、後者の方が利益になることが多いからです。HDDやキーボード等は部品入手コストも中古だったら比較的安めです。
その他は難易度、部品コスト、手間との兼ね合いで判断しますが、あえて直さない(メンテナンスしない)ことも多いです。また大きな傷や汚れについては、可能な範囲でクリーニングしたり、修繕を試みますが、できない場合は無理にはしません。
不具合のある商品はどのように販売するのか?
中古パソコンで不具合のあった箇所については、概ね次の2パターンで販売します。
ジャンク品として売る
一つはジャンク品として売ります。例えば液晶が割れていたり、大きな不具合があるようなケースですね。パソコンの機能として使えない等、どう考えても正常品とは言えないものです。
ジャンク品の場合は、タイトルに必ず「ジャンク」と書き、本文にもジャンクとして売る理由はしっかり書きます。一般的に返品不可の扱いとなります。
ここで高く売るための注意点としては、ジャンクの原因となるところ以外は正常だということをしっかり書くことです。
訳あり品として売る
もう一つは訳あり品として売ります。これは比較的小さめな不具合です。例えばヒンジが割れていたり、液晶に小さな圧痕がある、パームレストに大きな傷があるといったケースです。
正常品とは言えないかもしれませんが、パソコンの基本機能としては問題なく使えるものです。
タイトルに「訳あり」と書くケースもありますが、これは書かなくても良いでしょう(基本機能は問題なく使える場合は)。その代わり大事なことは、「本文で丁寧に状態の説明はしておく」ということです。
不具合をきちんと説明していないと、売れたあとにクレームになることがあるので注意しましょう。状態の説明をきっちり書いておけば問題になることはありません。
中古パソコン転売なら短期間で売り切れる
在庫処分に苦労する転売も多い
以前に私は中古DVDをはじめメディアせどりをやっていたことがありました。
AmazonFBAメインで、たまにヤフオクで売ってましたが、どんなに安くしても全く売れない商品も一定数でてきます。
転売のスタイルにもよりますが、結構レア商品を多く扱ってたこともあり、せどりをやめようと思ったときに在庫処分に苦労しました。
売り切れないんですよ。安くしても売れないものは売れません。どうしても売れ残りは出てくるので、最終的には資源ごみで処分するか、ブックオフ買取行きになります。
でも中古パソコンなら短期間で売り切ることもできるので、いざ撤退したいときには値下げしすぎなくても売り切ることも可能です。
撤退を考えるという前提もおかしいですが、可能性としては誰にとってもあるので、その時に在庫はどうするか?というのは考えておくことも大事です。
仕入れもこわくない
もちろんパソコンは売りやすいとは言っても、売るための工夫は必要です。出品したきり何もせず放置していいわけじゃないですから、そこは誤解ないようにしてください。
また、仕入れの段階で出品文になかった不具合があった場合は、出品者に連絡し返品対応してもらうことは可能です。なので、そこまで仕入れで神経質になることもありません。
あるいは、不具合のある商品を売らないといけなくなったとしても、比較的短期間で売り切れると思えば仕入れもこわくないですね。