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パソコン転売では修理屋になる必要は無い。メンテナンスはすべき?

修理やメンテナンスは必要か?

パソコン転売を実践するにあたって、気になることの1つに、

  • 壊れたパソコンは修理しないといけないのか?
  • パソコンのメンテナンスをしないといけないのか?

という点があります。

実際中古パソコンを販売している業者ではそうしたメンテナンスをがっつりしているイメージがあるので、当然感じる疑問です。とは言え、不器用だし、PCのことは詳しいわけではないので、出来れば面倒なことはやりたくない!という方も多いでしょう。

今回の記事ではそんな疑問についてどうすべきか?お答えしていきます。

パソコン転売では修理やメンテナンスをしなくても良い

結論から言うと、必ずしも修理やメンテナンスをする必要はありません。

できるのであればやってもいいですが、かけた手間や時間に見合うほどの効果や成果があるか?というとそうでも無いんですね。

修理やメンテナンスには何があるのか?

ここで言うパソコンの修理やメンテナンスというのは、例えば次のような作業があげられます。

<<修理系>>

  • HDDが不具合をおこした → HDDを入手して付け替える
  • キーボードが一部入力できない → キーボードを入れ替える
  • 内蔵WiFiが使えない(不良) → 内蔵WiFiカードを入手して付け替える
  • 液晶にヒビがいっている → 液晶を差し替える
  • DVDが見られない → 内蔵DVDプレイヤーを差し替える

<<メンテナンス系>>

  • メモリを増設する
  • HDDをSSDに付け替える
  • 付随品をつける(WEBカメラ等)

ほんの一例なので、他にも様々あります。さすがにHDDの不具合は付け替える必要がありますが、一般的に修理やメンテンスをするとなると部品を入手しなければならず、それには費用がかかりますし、日数もかかります。

また慣れてないと作業自体の時間もかかりますし、下手すると余計に壊してしまったり、不具合をおこす可能性もあります。

ただ、仕入れた直後に分かった不具合であれば、入手した仕入先(出品者)に連絡して返品・返金処理などをお願いする場合もあります。

不具合があるPC、不具合がありそうなPCは仕入れない

確かに、良質で不具合のない中古パソコンよりも、少し不具合のあるPCほど安く仕入れられますし、それだけ仕入れの幅も広がります。

とは言え、パソコン転売に慣れてないうちは、なるべく不具合のあるPC、不具合がありそうなPCの仕入れは避けた方が良いです。

何故かというと、最初から修理やメンテナンスが必要になるようなPCを仕入れてしまうと、経験値が無い分、上手く行かない時にストレスになりますし、続けるのがいやになりますからね。

私自身もあまり器用ではありませんし、実際下手に内部を分解していじることで破損させてしまった経験もあります。

そんなこともあって実感しますが、パソコン転売では、意識して不具合が無いと思われる商品を仕入れる。そして多少利益が少なくても、回転を早くしていく方が、結果的により稼げるようになります。

実際のところ、パソコンのことをあまり詳しくない人の方が、中途半端に詳しくてメンテナンスをしちゃう人よりもトータルで稼げてたりするものなんですね

もちろん修理やメンテンスが全く不要と言ってるわけではありません。そこに労力をかけ過ぎると良くないということです。慣れてきてから、少しづつ、できるメンテナンスをしていけば良いですね。

不具合のあるPCを仕入れてしまったら

ただ、どんなに意識していても、不具合のあるパソコンを仕入れてしまうことはあります。中古なのでそれは仕方ありません。その場合は一からやり方を勉強しつつ、1つづつ直していくしかありません。

ジャンクや訳あり品として売る

ただし、どうしても直せない場合、あるいは直せそうとしても、手間がすごくかかりそうな場合もあります。そんな時はジャンク品として売れば最小限の損失で済みます。不具合のあるパソコンでも意外と高値で売れることもありますので、あきらめる必要はありませんよ。

あるいは、大きな不具合でなければ、ジャンク品扱いにしなくても、不具合の状況を出品文に書いた上で、「訳あり品」の扱いで売るのもありです。損失にならずに利益を出すことも可能です。

自分の判断で、不具合があるので買ってくれないのでは?と思っていても、人によっては気にならない不具合ということもあります。商品説明や写真できっちりわかるようにしておけばクレームになることもありません。そうして少しづつ経験を積んでいけばいいんですね。

ともかくパソコン転売をはじめた最初のころは、無理せずメンテナンスが不要なPCだけを意識して仕入れるようにしましょう。

不具合のないPCを仕入れるために気をつけることは?

出品説明文や出品写真を良くチェック

では、不具合のないPCを仕入れるために気をつけることは何か?

これはとにもかくも

  • 出品説明文をよく読んでチェックする
  • 出品写真をよく見てチェックする
  • 不明な点があれば出品者に質問する

この3つをできるだけ徹底するしかありません。もちろん中古パソコンなので、多少のキズや使用感は当然あるので、パソコンの動作に支障がないかどうか?ですね。

例えば、

  • 汚れやキズはどうか?
  • 大きな破損はないか?
  • ジャンク商品ではないか?
  • ACアダプタなどの付属品はついているか?
  • HDDが外されてないか?
  • 使用する上でなにか不具合はないか?

などなど。

また出品者の「評価」も確認しておきましょう。もしも直近1週間や1ヶ月間等で連続して悪い評価が多いという人は要注意ですね。そういう人は不具合をきっちり説明しないで出品している可能性もありますので。

修理やメンテンス前提でなくても利益は出せる

いずれにしても、パソコンの修理やメンテナンスすることを前提とした仕入れはしなくても、十分利益が出せる仕入れは可能です。

私もよほどでない限り、ほとんどがジャンクではない、不具合が明らかにないと思われるPCを意識して仕入れるようにしています。時間や作業手間とそれに見合う利益を考えたときには、ジャンク商品を仕入れるメリットはあまり無いですね。

ただ、気をつけていても不具合のあるPCに出会うことは時々あります。その場合は気持ちを切り替えて、できる範囲でメンテナンス作業をすればいいですよ。で作業が難しそうであればジャンク品や訳あり品で出品すれば良いです。

商品の回転を重視して、無理をしないのが、パソコン転売を続けていくコツと言えますね。